ソメワケササクレヤモリ 孵化した後の給餌方法とアシストの方法。
以前運営していたブログ(http://repslike.hatenablog.com/)では、爬虫類のことを主に書いていたりしましたが、アウトドアに比重が強くなったので移転しました。
相変わらず爬虫類の飼育は続けていますし、ブリーディングもしているのでこちらでも変わらず書いていきます。
前書き
さて、僕の家では何度目かのソメワケササクレヤモリの孵化がありました。
この子はノーマル♀×ザンティック♂のノーマル het.ザンティック(のはず)です。
過去に数匹孵化してくれたのですが、上手く育たず残念な結果が続きましたがそこで学んだことを今回の記事で書いていきたいと思います。
過去の孵化後飼育失敗例
一匹目
湿度が高すぎて上手く脱皮出来ずに亡くなりました。
個人的には適切だったと思ったのですが、床材のキッチンペーパーをべちゃべちゃにするのは適切では無いことがわかりました。
(後日、クラッチメイトを譲った友人はその方法で育っていたので通気性の問題だったと発覚。)
二匹目
餌を見つけられずに亡くなりました。
一匹目が、餌をすぐに見つけていたので油断していましたが、個体差があります。
ピンセットから食べる子、撒き餌するだけで食べる子、両方食べない子。様々いますので注意深く見てあげて下さい。
三匹目
こちらも餌を見つけられずに亡くなりました。
二匹目は撒き餌放置だったので、三匹目は餌と認識させるためにチビデュビアの頭を潰し汁を付けましたが、その後放置。数日様子を見ましたが食べる様子無く、何度か試しましたがダメでした。
そして今回
今回は孵化にも使用しているプリンカップで飼育、床材はキッチンペーパー。
餌は変わらずデュビアにしています。
通気性の問題がありましたので、プリンカップのフタに穴を開けています。
今回も変わらずピンセット(スルー)→撒き餌(スルー)→汁付け(スルー)だったので、アシストしました。
最後の手段、アシストとは
ヘビを飼育している方は一般的だと思いますが、ヘビには強制給餌があります。
強制給餌とは、文字通り強制的に餌を食べさせることです。口にマウスをねじ込みます。 気になる方は調べてみて下さい。
その、強制給餌の一歩手前として口をあけさせて咥えさせるのがアシストです。
孵化して間もないベビーにアシストする際の注意
ベビーは本当に小さいです。小さいし柔らかいです。
優しく摘んであげて下さい。力を入れると簡単に潰れてしまいます。
そして、いちばん大事なのは尻尾を絶対に掴まないことです。
ベビーは臆病ですので、尻尾を掴むと簡単に自切(自分で尻尾を切ること)をしてしまいます。
ベビーが自切してしまうと、持ち直すのはまず無理と思って下さい。それくらい不味いことだと思って下さい。
まとめ
ソメワケササクレヤモリに関わらず、ベビーを育てるということは大変です。
失敗もあると思いますが、気をつけながら育ててみて下さい。