ネタバレあります。映画「ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録」を観ました。
こんばんは寝過ぎです。
今日Twitterを覗いているとこんなツイートが。
栃木県にある廃寺を訪れたアメリカ人旅行客が酷い目に遭う、アメリカ資本の栃木ホラー『ホーンテッド・テンプル』土着的恐怖の描き方や、日本の風景を湿度高めで不穏に見せる演出が見事で本当に怖かった。これを観たあとに何度か栃木の悪夢を見たほどには、心に爪痕の残った作品です。 pic.twitter.com/oSUNQMHRCV
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) October 9, 2018
へー。面白そうじゃん。
土着的恐怖の描き方ってことは私が大好きな「ノロイ」みたいな、じわじわと迫ってくるホラーなわけだ。
早速ツタヤでレンタルしてきました。
結論から言うとフラグ投げまくりクソ映画だった。
いや、レンタルする前にGoogleで検索かけたらそれはもう評価が低いこと低いこと。
どうしたのこれ?って感じでした。
大雑把にあらすじを書くと、アメリカ人の友達3人が日本を訪れて良さげな廃寺を見つけて行ってみたらま~大変。みたいな感じ
ここからネタバレありで書きます。
流れとしては
①病院パート(度々入る)
②観光パート
③移動パート
④廃寺パート
⑤病院パート
って感じ。
このパート順観ただけで展開わかってしまうよねだいたい。
①から順に追っていきます。
①病院パート
最初の病院パートでは刑事(竹中直人)が、傷だらけの男に「お前なんでここにいるか覚えてっか〜?息してっか〜??」と聞く場面から入ります。
反応が薄いので、傷だらけの男が撮った(であろう)動画データを見せます。
ここから物語スタート。
②の観光パート
主人公(男)と女友達で、日本にいる女友達の彼氏に会いに行き観光することに。
観光パートは特に言うことも無いんですが、途中で古物商に立ち寄ります。
そこで物語の舞台になる廃寺について書かれた本を見つけます。
「これ欲しいんだけどいくら?」と主人公たちが聞くも、古物商は「それ売り物じゃねーわ。帰った帰った。」とヤバそうな表情で店を閉める。
どうしても諦められなかった主人公は、その後一人で古物商を再訪。
先程の古物商ではなく、店番を任されているという子供に「これ貰って良い?」と聞き、手に入れる。
その本を手がかりに、主人公一行は廃寺を目指すことに。
③移動パート
廃寺近くの村で、民宿を見つけ泊まることに。
そこで、廃寺に行って目を自分で(?)えぐり取って来た男の話を聞く。
そして何故かその民宿にいるさっきの店番の子供。曰く、「俺この家の子供なんだよね〜ww」
その民宿には、目をえぐり取って来た男が居て、男から話を聞くことが出来た。
曰く、「子供が寺に行って消えた。寺に居たのは僧侶1人。僧侶は疑われて殺された。」
この時点で微かに臭うクソ映画臭。
④廃寺パート
店番の子供=民宿の子供に連れられて廃寺へ。
途中半妖のような良くわからない石像があったりするも到着。
そこで主人公は廃寺の床から出てきた手に引っ張られ怪我をします。
女友達の彼氏は「今日はこの寺に泊まろう。明日になったら人を呼んで下山だ。」
深夜、何を思ったのか彼氏が「俺はここを降りる!!人を呼んできてやるから待ってろ!!!!」と一人下山。
案の定というべきか、女友達と主人公で良い感じになっている時に響く彼氏の叫び声。
来る途中にあった石像が動いて襲われていた。
女友達はそれを聞いて飛び出していきます。
一人にされた主人公は、寺に籠もるも、踏み抜いた床から消えた子供が出てきて襲われる。
女友達は、彼氏の叫び声を追って洞窟へ。
洞窟の奥にいる彼氏を見つけるも、血だらけで多分死んでいた。
パニックになって逃げる女友達だが、入ってきたはずの入り口が塞がれていた。
⑤病院パート
そこで時間軸は戻り現在へ。
刑事に「女友達生きてる?てか、君のカメラに君が彼氏のこと殺したところ写ってんで」と言われる。
ここでの私「石像に襲われた下りはどうなったの?」
ここで明かされる傷だらけの男=主人公。
そこで主人公は「おい、廊下に店番の子供おる。あいつにそそのかされた。」
刑事は「そんな子供いねーよ。お前の妄想。おつ。」
察しのいい方なら登場時点でわかって居たとは思いますが、その子供は居なくなった子供の一人でした。
それに気付いた主人公は、通訳をボールペンで刺して逃亡。
シーンは変わり、塞がれていた洞窟の入り口で疲れて寝ている女友達にカメラが迫って終了。
ある意味で最初から最後までクライマックスだった。
400円で借りたの後悔してるわクソが。
後悔といえばこの前劇場で観たばっかりのクレイジーフォーマウンテンなんでもうNetflixにあんねんしばくぞ。
話がそれました。
この映画の褒めるべきポイントは
・片言の日本語を使っていない。
・映像がキレイ。
これだけ。
結局最後まで、事件の真相などはわからず、僧侶がどう関わっていたなどもなかった。
神がかり的なものだから、教えなーい的なコンセプトなのかもしれませんが、それにしても投げっぱなし過ぎるでしょ。
さっさと寝ればよかった。
ではまた。